冬菜かしこの「小学生、中学生と遊んでみたり、学んでみたり」の日々

二人娘と一緒に遊んで、学んで、楽しんでいるアラフィフ小学生ママの記録です。

【教育】本の購入について

 

最近の私の決意表明。

それは、「本を購入する!」ということ。

それも、「必要な本は絶対に購入する!」ということ。

「それが、なに?」

という疑問符が、あちこちから飛び出してきそうだが、

とにもかくにも、

そう決めてしまった。

それは具体的にはどういうことかというと。

 

ここ数年程、節約に励んでいた私。

子供たちに「今月の本」というルールを決め、

毎月1冊、好きな本を買ってあげていたのだ。

しかし、1冊ではどうしても、「この漫画の1巻のみ」とか、

少々物足りない感じだった。

それがうすうす分かってはいたものの、

どうしても本の購入資金は後回しにしてしまい、

食費だとか子供服だとか、

予算はそういうものに振り分けられていた。

 

そして気が付けば、長女は小6、

来年はいよいよ中学生になる。

そこではたと気が付いた。

「今の時期、小学生のうちに読ませたい本、

節約の為に買わないで来たけど。

もうそろそろ、

年齢的にアウトになっちゃうんでは?」と。

 

実は私、自分の子供の頃に夢中になった本があった。

「こども百科」という数十冊の図鑑のようなシリーズもの。

これでもか、これでもか、と読みまくった。

今は実家にあるのですが、ものすごく傷んでいる。

でもそれは、擦り切れるほど読んだ証拠。

いうなれば、私の勲章のようなもの。

誇らしさすら、覚えるのだ。

 

つねづね私が思っているのは、

「きれいに保存される本があってもいいとは思うけど。

私は、本を使い倒して、自分の血肉にしていきたい」ということ。

本の内容が自分の人生に入り込んでこそ、

その本の読んだかいがあるというもの、

だと思っているのだ。

もちろん、大好きな作家さんの本など、

きれいに保管しておくのもいいと思う。

 

でも知識を取り入れる系の本は、

じゃんじゃん読みまくるのがいいのではと、

私自身は思っている。

 

そうして、自分の子供時代を思い返してみて、

やはりここは、お金の出しどころではないかと、

思い始めた。

このまま長女が中学生になり、

私のおすすめ本を読まないまま大人になることに、

かなりがっかりする予感しかなかった。

 

それならば。

後からかなり落胆するならばと、

腹をくくって、本を購入することに決めた!

その購入する本の種類は以下のような感じ。

では、どうぞ。

 

その1、

「ネオ、こども図鑑シリーズ」

 

こども百科のような本が欲しいと思い、

探してみたところ、

小学館から出ている、「ネオ、こども図鑑シリーズ」があった。

これは見本があったのでいくつか見て見て、

内容もかなり面白く、分かりやすく、

これはいい!となった。

小学校の入学前の子供向けみたいなのだが、

少々の表現の幼さはあれど、

内容は大人が読んでも興味をそそられるもの。

これなら、と思ってまずは3冊購入した。

 

買ったその日から次女が読み始め、

「この本、おもしろーいー!」

と夢中になっていた。

毎日毎日読んでいて、

「ひまな時はこれ読むわー」

と言ってくれていた。

 

いやー、うれしいのなんのって。

母親冥利につきるわ。

そして何より、読んでいる姿を見ていると、

幼いころ、こども百科を夢中で読みまくっていた頃の自分と重なり、

「ああ、親子なんだなあ」

と思わずにはいられなかった。

私の実家の母も、こうして楽しく本をあたえてくれていたんだなあと、

親への感謝を感じずにはいられなかった。

 

その2、

「かぐやさまは告らせたい」

「スパイファミリー」

「推しの子」

 

漫画の分野も、

本人が興味があって、ある程度の人気作ならば、

読んでいて損はないだろうと思い、

出来る限り購入していこうとしている。

「なぜ、漫画まで?」

と思う方もおられるかもしれないが、

漫画って、侮れない。

 

実は私、子供の頃はわりと、語彙力があって、

それはほとんど漫画から教えてもらったもの。

難しい言葉を「勉強」だと思うと面倒ですが、

「漫画のセリフ」だと思うと、

そのまま楽しく覚えて、忘れなかったりする。

楽しいことは、記憶に残るもの。

 

小難しい本ばかり与えても、

子供本人に興味がなければ、

一向に読んでもらえない。

そして下手をすると本自体が、

難しくていやなもの、になってしまう可能性もある。

 

それは非常にもったいないのだ。

大人も子供もお互いに歩み寄る。

その姿勢が大事かなと思っている。

 

何を隠そう私の母は、大の「ガラスの仮面」ファンで、

私が小学生の頃押し入れに隠していて、

私、みつけちゃったのだ。

そして観念した母が出してくれたのだが、

かなりの数を所有していることが判明。

 

子供ながら半ばあきれながら、

でも一気に現れたその面白い漫画を、

私も夢中で読んだのだ。

面白い本に、大人も子供もない。

そんな風に思ったことを、思い出す。

 

その3、

「小学校って、こういうところ」

「ちゅうがっこうって、こういうところ」

「学校へいきたくない君へ」

「片付けのできる本」

 

うちの二人娘はなかなかコミュニケーションが苦手。

なので、いろいろはハウツー本も購入している。

本音は「くまなく読んで」と言いたいところだが、

あまり押し付けては逆効果なこともある。

「こんな本、買ったよー」

といって机にぽんと置いておけば、

ひとまず、一回は手に取って、

ぱらぱら開いてくれたりする。

めくっただけで読んでくれなくても大丈夫。

気になったなら、またしばらくして、

一人で読んでいる。

それでいいと思っている。

 

子供は、あまのじゃく。

それを分かってさえいれば、

情報提供するだけで、

なにかしらの手助けになっているような気がするのだ。

 

その4、

「漫画 日本の歴史」

「残念な日本史」

「ざんねんな生き物図鑑」

 

この手のお勉強系の本は、

あまり私の子供の頃には家になかったように思う。

でも今はこういうのが流行していて、

わりと面白いので、

楽しいから買ってみた。

 

小6は歴史の授業も始まるので、

まあ、なにかしらの良い影響があればいいかなと

思っている。

 

 

と、まあ、いろいろ買っている。

たまに「買いすぎ?」とも思うが、

家計がひっぱくしない限りは、

ある程度、思い切って、購入しようと思っている。

 

「小学校時代をどう生きるか、なにを学ぶか、なにを考えるか」

それが何より大切だと思っている。

 

このブログのタイトルに「遊び」と「学び」の文字が入っているのは、

それが明確に分かれているからではなくて、

小学生時代は、遊びも学びも混在して、

わちゃわちゃとしているから。

 

遊びながら、学び、

学びながら、遊ぶ。

その両輪がそろってこそ、

楽しい小学校生活になると思っているのだ。

 

だから。

パパに怒られない程度には気を付けるけど、

長女が中学になる前まで、あと半年は、

ちょっと思い切って、

必要だと思う本は、

購入していきたいと思っているのだ。