冬菜かしこの「小学生、中学生と遊んでみたり、学んでみたり」の日々

二人娘と一緒に遊んで、学んで、楽しんでいるアラフィフ小学生ママの記録です。

【遊び】今年の庭プール開き

さて、昨日から始まった今年の庭のビニールプール。

二年ぶりと言うことで、ちょっと要領がよくなかったかも、

と思いつつ、頑張ってプールをした自分をほめたいと

思っている。

だって、手間が多いんだもの。

 

最近流行りの庭のビニールプール。

大きいものだと直径2メートルほどはあろうかという大きさ。

そして、ミーハー心の私もご多分に漏れず、

せっかく庭があるのだからと、

大きいプールを購入した。

これは前回5年前に購入して、3年間使用したものと同等のもの。

前も思っていましたが、やはり、でかい、、、。

イマドキは良い電動空気入れがあるから空気入れはそれほど手間では

ありませんが、なにせ大きいと重たいのだ。

 

居間で少しだけ空気を入れて、全体的に広げやすくする。

その後、庭の黒シートの上に行楽用のクッションシートを敷き、

その上にビニールプールを広げ、

空気を入れていく。

クッションシートは風で簡単に飛んでいくので、

初めだけはレンガで固定、その上にプールを置いたらもう飛ばないので、

レンガは撤去する。

そのままだとプールを傷つけて穴が開きそうなので、

すぐに撤去しておく。

 

そのあと、プールの底をぞうきんで汚れを取ったり、

または少量の水を入れて、その水を排水したりして、

表面の汚れを取る。

そして、いよいよ空気入れだ。

出来るだけコンセントに近いところに空気入れの穴が来るようにしておく。

あとは、スイッチを入れて、ういーーーんと、

うなるような音をがまんしつつ、

空気が入っていくのを確認する。

 

がんがん空気が入っていくのを見るのはおもしろく、

どうしてこんなに簡単に空気が入るのだろうか、

などと思いながら、入れすぎに注意しつつ、

空気を入れていく。

はち切れそうなほど入れると、パンクの恐れがあるので、

ほどよい感じに満タンにし、それを下段、中段、上段の順に入れていく。

 

空気が入ったら、クライマックス。

最後の、水入れを開始する。

これはホースが汚れていると、プール内に入ってしまうので、

きちんと拭いたり、水をかけたりして、汚れを落としておく。

そして、プールにホースを入れたままで、

だいたい1時間ほど様子をみる。

早く満タンにしたいあまりに、

水を勢いよく出しすぎると、

いつのまにかホースが外れて、

水だけが噴水のようにあふれていることがあり、

あちゃーっ!となってしまうので、

それは気を付けて。

かといって水流が弱すぎると、

1時間たっても膝丈くらいで、

とほほっ!な感じになるので、

それも気を付けて。

そこはもう経験で、自分の家の水道とホースの相性をみながら、

無理のない範囲でやっていくしかないのかな、

と思っている。

思いのほか早く水が一杯になった時は、

思わず、やったね!と思うので、

楽しみながらやったらいいかなという感じだ。

 

プールに水がたまったら、いよいよ入っていく。

二人娘たちは、水が溜まる前から、

水着を着て、いまか、いまか、と待ち構えていて、

「もういいよ!」というといの一番にプールに向かい、

じゃぶじゃぶやっていた。

昨日も今日も、午後からのプールだったので、

以前のような日よけのシートは付けず、

そのまま泳いでもらった。

 

新調120とか130センチの小学生たち。

全長2メートルほどのプールの中を、

楽しそうに泳いでいた。

帽子をつけて、ゴーグルをつけて、

水泳教室の水着を着て、

ぷかぷかと気持ちよさそうに、

水の中を漂っていた。

 

長女が小学1年生だったころ、

泳ぎが苦手だったので、

通い始めた水泳教室。

すでに小学6年生になったものの、

今でも変わらず通っています。

そして学校のプールの時間が、

ものすごく楽しみだと話してくれている。

だから、庭のビニールプールも、

とても楽しそうに泳いでいるのだ。

それは長女と一緒に通っている次女も同じ事。

こうして彼女たちの楽しみが増えたことが、

ママとして、私にとってはとてもうれしいことなのだ。

 

人にはいろいろな考え方があって、

それはそれでいいと思うのだ。

私の考えは、たとえ水泳1級になれなくても、

「小学校で6年間、水泳教室に通った」という、

なにかを長く続けたことが、

娘たちの自信になってくれたらいいなと思って、

クロール25メートルが完泳できた後もずっと、

通い続けているのだ。

不器用な二人のために。

苦手なことが多い二人のために。

出来ることはしてあげたいと思っているのだ。

 

どこかのイベントでもらった、

幼児用のビニールのおもちゃを浮かべながら、

ぷかりぷかりと、

きゃっきゃっと、

すーいすーいと、

楽しむ二人を見ていると、

こちらまで思わず、

ふふふ、

となっている。

これほどまでに喜んで、

長女は1時間半、

次女に至っては2時間ほども泳いでいるような始末。

そんなに好きなら、

また今度も、頑張ってプールを準備してあげなきゃね。

 

二人がプールを上がって、

シャワーで体をあたためたあとは、

私は私でひとり、

プールのお片付けだ。

 

プールの底の栓を抜いて排水し、

あまり水を庭木や朝顔にまいて、

しばらくして水がおおかた抜けたところで、

家庭用ブランコに寄りかからせて乾かして、

ついでに下に敷いていたクッションシートも塀にひっかけて乾かして。

両方がだいたい乾いたところでかるーくたたんで玄関先に

置いておく。

直置きすると汚れるので、

木の椅子や木のテーブルの上に置くようにしている。

 

やれやれ。

ビニールプールは入るのは楽しいけれど、

前準備や後片付けは、ひと仕事だな。

そんなことを言ったところで、

二人娘に伝わるはずもなく、

「はやくおやつ食べよーよー」

とぶーたれられて終わりだ。

とほほだな。

 

それでも。

節約の為だと、プールをやめていた2年間の空白を埋めたい

私にとっては、今回のプール開きは、

やはり何物にも代えがたい大切なものだった。

 

今しかない。

今しかできない。

そんな体験を。

一つでも多くしてあげたいと

本当に心から思っているのだ。

振り返った時、

ああすればよかった、

なんて思うことが、

一つでも少なくなるように。

明日からもせっせと

「小学生のお母さん」していこう。

がんばれ、私っ!