冬菜かしこの「小学生、中学生と遊んでみたり、学んでみたり」の日々

二人娘と一緒に遊んで、学んで、楽しんでいるアラフィフ小学生ママの記録です。

メロンパンに挑戦

こんにちは、冬菜かしこです。

今日は雨も風もあり、なかなかに洗濯物が乾かない一日でした。

 

朝から長女が療育に行き、夕方まで帰らず、

しかも外は雨で、特に用事らしきものもない日でした。

なので、暇を持てあました主人が、

私が図書館で借りて来た「お菓子作り」の本を読み始めました。

「難しいなー、手間かかるなー、材料がそろわないなー」

などとつぶやくので、家にあるパンやら、お菓子やらの本を3冊ほど渡すと、

「やっぱり、いつものようにパンにしよー」

と決めたようでした。

 

でも、いつもの食パンではなく、

ちょっと他のパンに挑戦しようと思い立ったらしく、

「メロンパン、作ったことある?」

と私に聞いてきました。

「メロンパンも、クロワッサンも、フランスパンも、作ったことあるよ」

と答えると、安心したらしく、

「じゃあ、メロンパンにしようかな」

と言って本を見ながら、材料を集め始めました。

 

しばらくすると、主人から声がかかり、

「バター、使ってもいい?」

と聞いてくるので、

「うちでは、バターは固いので、マーガリンを使うよ」

と答えると、「

お菓子用のマーガリンがあるから、使っていい?」

と聞くので、「いいよ」と返事をしました。

 

またしばらくすると、

「マーガリンを柔らかくする、って書いてあるけど、どうやるの?」

と聞いてくるので、

お手本を見せてあげました。

その後、一気に卵を入れるので、

「それじゃあ、分離してしまうよー」

と言って、他のボールに卵を移し、

ちょっとずつ入れては泡だて器でかき混ぜて、を繰り返し、

ようやく、なんとか混ざりました。

 

薄力粉の粉ふるいもやり方を見せて教えてあげ、

「薄力粉とマーガリンをさっくり混ぜる」

というところも、

「さっくり、って何?」

と聞くので、

「ざっくり、だよ」

と教えて、お手本を見せてあげました。

 

なんだか、子供に教えているみたい、

と思いつつも、

主人の前向きな姿勢に好感が持てたので、

一緒に作っていきました。

 

「あとは自分でする」というので、続きはまかせて、

しばらくすると、また声がかかりました。

「メロンパン、包むけど、やらない?」とのこと。

見ると、小3の次女はもう包み始めています。

なんだか、わくわくしてきて、

「私もやるー」と言って包みました。

 

以前作ったことがあるものの、

それは20年以上前の話。

ものすごく久しぶりに包むメロンパンはとてもかわいらしく、

愛らしいフォルムをしていました。

 

 

これは、包む前のもの。

メロンパンは、外側をクッキー生地で作り、

中側をホームベーカリーやオーブンで発酵してパン生地を作り、

それを包むのです。

つまり、生地を2種類作るので、かなり手間がかかります。

 

 

こちらが、パン生地をクッキー生地で包んだ、発効前のメロンパンです。

クッキー生地が固いので、どうしてもきれいには出来ません。

それはそれで、手作り感が出てよい、

ということで、あまり気にしないようにしました。

 

 

こちらは、表面にナイフで切り込みを入れて、

その後で砂糖に押し付けて、全体にまぶしたものです。

ラニュー糖がないので、普通の砂糖を使っています。

今日は家にあるもので作る、ということなので、

それもよし、としています。

 

 

こちらは焼きあがったもの。

外側のクッキー生地が足りず、きれいに包みきれていません。

そして、ナイフの切り込みも、どこにあるのか良く分からなくなっています。

それでも、皆で頂いてみると、

クッキー生地の甘い味と、

中のパン生地の優しいやわらかさが、

とてもよく合っていて、美味しかったです。

 

ホームベーカリーの食パン以外で成功するのは珍しいのですが、

やはり、クッキー生地のおいしさがすべてを助けてくれているように

思いました。

 

主人は「おいしいね」と言いながらも、

「外側が割れている。なかなか、きれいには出来ないね」と言い、

「パン屋さんってすごいよね」としきりに感心していました。

 

でも、「メロンパンは思った以上に大変だったから、

(作るのは)もういいよ」と弱音を吐いてもいました。

 

そんな主人を見ながら、

いつも色々なことに挑戦する人だな、すごいな、

って思っています。

そして、そんな主人のこれからを、

私なりに応援していきたいなって思っています。

私にできることがあれば、お力になりたいなって思っています。

 

恥ずかしいので、主人には、伝えることはできませんが。

これかも主人のお菓子やパン作りを、楽しみにしています。

 

明日も面白い一日になりますように☆