こんにちは、冬菜かしこです。
今日は雨も風もあり、なかなかに洗濯物が乾かない一日でした。
朝から長女が療育に行き、夕方まで帰らず、
しかも外は雨で、特に用事らしきものもない日でした。
なので、暇を持てあました主人が、
私が図書館で借りて来た「お菓子作り」の本を読み始めました。
「難しいなー、手間かかるなー、材料がそろわないなー」
などとつぶやくので、家にあるパンやら、お菓子やらの本を3冊ほど渡すと、
「やっぱり、いつものようにパンにしよー」
と決めたようでした。
でも、いつもの食パンではなく、
ちょっと他のパンに挑戦しようと思い立ったらしく、
「メロンパン、作ったことある?」
と私に聞いてきました。
「メロンパンも、クロワッサンも、フランスパンも、作ったことあるよ」
と答えると、安心したらしく、
「じゃあ、メロンパンにしようかな」
と言って本を見ながら、材料を集め始めました。
しばらくすると、主人から声がかかり、
「バター、使ってもいい?」
と聞いてくるので、
「うちでは、バターは固いので、マーガリンを使うよ」
と答えると、「
お菓子用のマーガリンがあるから、使っていい?」
と聞くので、「いいよ」と返事をしました。
またしばらくすると、
「マーガリンを柔らかくする、って書いてあるけど、どうやるの?」
と聞いてくるので、
お手本を見せてあげました。
その後、一気に卵を入れるので、
「それじゃあ、分離してしまうよー」
と言って、他のボールに卵を移し、
ちょっとずつ入れては泡だて器でかき混ぜて、を繰り返し、
ようやく、なんとか混ざりました。
薄力粉の粉ふるいもやり方を見せて教えてあげ、
「薄力粉とマーガリンをさっくり混ぜる」
というところも、
「さっくり、って何?」
と聞くので、
「ざっくり、だよ」
と教えて、お手本を見せてあげました。
なんだか、子供に教えているみたい、
と思いつつも、
主人の前向きな姿勢に好感が持てたので、
一緒に作っていきました。
「あとは自分でする」というので、続きはまかせて、
しばらくすると、また声がかかりました。
「メロンパン、包むけど、やらない?」とのこと。
見ると、小3の次女はもう包み始めています。
なんだか、わくわくしてきて、
「私もやるー」と言って包みました。
以前作ったことがあるものの、
それは20年以上前の話。
ものすごく久しぶりに包むメロンパンはとてもかわいらしく、
愛らしいフォルムをしていました。
これは、包む前のもの。
メロンパンは、外側をクッキー生地で作り、
中側をホームベーカリーやオーブンで発酵してパン生地を作り、
それを包むのです。
つまり、生地を2種類作るので、かなり手間がかかります。
こちらが、パン生地をクッキー生地で包んだ、発効前のメロンパンです。
クッキー生地が固いので、どうしてもきれいには出来ません。
それはそれで、手作り感が出てよい、
ということで、あまり気にしないようにしました。
こちらは、表面にナイフで切り込みを入れて、
その後で砂糖に押し付けて、全体にまぶしたものです。
グラニュー糖がないので、普通の砂糖を使っています。
今日は家にあるもので作る、ということなので、
それもよし、としています。
こちらは焼きあがったもの。
外側のクッキー生地が足りず、きれいに包みきれていません。
そして、ナイフの切り込みも、どこにあるのか良く分からなくなっています。
それでも、皆で頂いてみると、
クッキー生地の甘い味と、
中のパン生地の優しいやわらかさが、
とてもよく合っていて、美味しかったです。
ホームベーカリーの食パン以外で成功するのは珍しいのですが、
やはり、クッキー生地のおいしさがすべてを助けてくれているように
思いました。
主人は「おいしいね」と言いながらも、
「外側が割れている。なかなか、きれいには出来ないね」と言い、
「パン屋さんってすごいよね」としきりに感心していました。
でも、「メロンパンは思った以上に大変だったから、
(作るのは)もういいよ」と弱音を吐いてもいました。
そんな主人を見ながら、
いつも色々なことに挑戦する人だな、すごいな、
って思っています。
そして、そんな主人のこれからを、
私なりに応援していきたいなって思っています。
私にできることがあれば、お力になりたいなって思っています。
恥ずかしいので、主人には、伝えることはできませんが。
これかも主人のお菓子やパン作りを、楽しみにしています。
明日も面白い一日になりますように☆