冬菜かしこの「小学生、中学生と遊んでみたり、学んでみたり」の日々

二人娘と一緒に遊んで、学んで、楽しんでいるアラフィフ小学生ママの記録です。

人生ゲーム、から学ぶこと

 

こんにちは、冬菜かしこです。

今日は曇りでしたが、お昼は少し太陽が見えました。

 

さて先日、主人の有休の時に家族4人で人生ゲームをしました。

長女が次女と遊んでくれなくて、

それを私と主人とで指摘すると、

怒ってへそをまげて、

ぷいっ!となってしまったのです。

しばらくご機嫌斜めで、収拾がつかなくなり、

「反抗期だからなあ」とため息をつきつつ、

時が解決するのを待っていたのですが。

 

ふいに主人が、

それを緩和するためかどうか、

「みんなで、人生ゲームしようか?」と提案したのです。

 

人生ゲームは、長女が誕生日プレゼントでもらった大好きなボードゲームです。

うちは視力低下を恐れて、いわゆる、機械のゲーム類はほとんどしません。

スマホも、パソコンも、ゲーム機も、ゲームセンターも。

たまに次女がゲームセンターでアイカツゲームをするくらい。

だから当然、室内の遊びと言えば、

トランプやオセロや将棋やボードゲームになるのです。

 

いつもは次女も参加して、

だいたい途中から負けだして、

「もうやらなーい!」と逃げ出すのですが。

今回は最初から「ゲームのオーナーになる」といって、

お金の管理やその他の券の管理を買って出てくれました。

おかげでずいぶん楽に出来ました。

 

途中でやはり「もう、あきた」と言って本を読み始めましたが、

次女が自分の役割を見つけて実行したことが、

ちょっと成長を感じられてうれしかったです。

 

主人と私と長女の3人は、順調にこまを進めていき

まずは私が上がり、次に長女、最後に主人が上がりました。

すごろくなら、私が一番になるところです。

 

でも人生ゲームの面白いところはここからです。

一番先にゴールをしても、

一番多く現金を持っていても、

一番勝ちでは、なれないのです。

大切なのは、現金以外の資産をどれだけもっていたか、という一点のみ。

 

子供の頃も人生ゲームをしていましたが、

そのころはまだ、ゲームの意味など考えていませんでした。

でも大人になった今、ゲームの勝ち負けを考える時、

この勝敗の決め方に、深い感情を抱いてしまうのです。

 

 

結婚したり。

子供を持ったり。

家を買ったり。

職業を持ったり、昇進したり。

宝物を買ったり。

株券や生命保険を持ったり。

 

結局、人生において大切なのは、

どれだけ現金と言う数字を多く持つかということではなく、

どれだけ人生でいろいろな経験をしたか、

ということなのではないでしょうか。

それを人生ゲームと言う遊びを通して、

訴えているように思えたのです。

 

長女が人生ゲームを誕生日にもらってから、

もう何回も一緒に遊んでいます。

その度に、「現金以外の資産で勝敗を決める」というルールが、

私の心の中に深く入り込んできます。

 

「お金じゃないんだよ。

大切なのは、何を経験するかなんだよ」

と言われているような気がするのです。

 

そしてふと、私は人生において、

色々な経験をしようと、しているのだろうかと、

立ち止まって考えます。

 

私、出来ているのかな?

なんだか、出来ていないような気もする。

では、どうしようかな?

ひとまず、お金に振り回されるのを、

やめる努力をしようかな?

 

立ち止まって、考える。

まずは、そこから。

全てはそこからスタートする気がしています。

 

明日も良い一日になりますように☆