冬菜かしこの「小学生、中学生と遊んでみたり、学んでみたり」の日々

二人娘と一緒に遊んで、学んで、楽しんでいるアラフィフ小学生ママの記録です。

【イベント】お家で夏祭り

おととい、我が家では「お家で夏祭り」という

イベントをした。

主催者は長女。

本当は7月最終日にしたかったようだが、

「日曜日の方が時間があるから」

とのことで、急遽、開催することになった。

 

このイベントの行われる30分ほど前、

二人娘がぎゃんぎゃんと喧嘩をしまして、

私はその仲裁をしていたものの、

二人のご機嫌取りに辟易していて、

ちょっと私自身がご機嫌斜めという状況。

それでも断るのも気が引けて、

参加するものの、

ちょっと不機嫌が顔に出ていて、

後から、あーあー、もっと機嫌よくしてあげれば良かったと、

反省しきりなのだ。

それでも長女が一から作ったイベントは、

なかなかの大作だったので、

ちょっとご披露したいと思う。

 

まずは、的あてゲーム。

これは丸めた紙のボールを、

2メートルほど離れた場所から投げて得点を競うもの。

結構当たらなくて、難しかった。

 

こちらは、おなじみの輪投げ。

ペットボトルに水を入れて重しにして、

折り紙を重ねてわっかを作り、

投げて得点を付けていく。

こちらは1つだけ入って、得点になった。

 

こちらは2階の廊下を使ってる。

箱の中から好きな紙飛行機を選び、

それを飛ばして、飛距離で得点を競うもの。

壁にあたったり、

階段に落ちたり、

直進するのが難しく、

結局中間の20Pゲットだった。

 

こちらは、お宝すくい、と、

ビンゴゲーム。

お宝は金魚すくいの要領で、

紙製のしゃくでおもちゃをすくっていくというもの。

しゃくの柄の根元を持ってすくうと、

わりと取ることができた。

 

ビンゴゲームは、長時間になるのを防ぐため、

30玉転がして、その時点での、

数字が開いている数で競う、というものだった。

 

イベント好きな長女らしく、

きちんとチラシも作っていた。

入場券があるところなど、

細かい配慮がなされていて感心する。

 

パパとママには事前に、招待状が配られていて、

なかなかに本格的だった。

よくもまあ、こんなに考えられるのねと、

我が娘ながら感心する。

 

よく考えたら、もう小学校6年生なんだよね。

来年は中学生。

それを思うと、このくらいのことが出来るようになっているのも、

それほど不思議なことではないのかもしれないね。

いつの間にか大きくなっている娘達。

置いて行かれているように感じているのは、

私だけなのだろうか。

 

二人娘がまだ幼稚園児だったころ。

なかなかみんなとなじめない二人のために、

幼稚園の子供たちやママさんを招待していた。

年に4、5回はこうしたイベントをしていたっけ。

多い時には総勢30人ほどが集まって、

わいのわいのと楽しく過ごしたっけ。

懐かしい思い出だ。

 

そのころは私も必死で、

夏には庭に大きなビニールプールを用意し、

かき氷を子供たちに作らせてあげて、

ほかにも、

パフェを作ったり、

お店屋さんごっこを知たり、

竹馬や一輪車、ブランコで遊んだり、

いろいろしていたっけ。

 

まだほんの園児だったから、

長女もまだ小2くらいまでだったから、

二人の心に、楽しかった、以上の事は、

何も残っていないと思っていたのに。

今こうしてイベントを楽しく企画している長女を見ていると、

あの頃の私自身を思い出さずにはいられない。

 

ああ、そうなんだな。

思ってもいないことを忘れていて、

思ってもいないことを覚えていて、

思ってもいないことを再現してくれていて。

そうやって、子供は大きくなっていくんだね。

 

予想外のうれしいことがあると、

なんだかそれまでの自分が報われた気がして、

涙が出そうになる。

こんなしがない母なのに。

娘の心に何かを残すことが出来ているなんて。

それは望外の喜びで、棚からぼた餅の気分だ。

 

二人の将来は、今はまだ見えなくて、

それはこれから時間をかけて見えてくるのだろう。

どんな未来になっていくにしても、

今回のこのイベントの事は、

私の胸の中にしっかりと刻んでおきたいと思う。

 

いろんな可能性を秘めた子供たちの楽しい夏祭りイベント。

しっかりと覚えておきたいと思っているのだ。