冬菜かしこの「小学生、中学生と遊んでみたり、学んでみたり」の日々

二人娘と一緒に遊んで、学んで、楽しんでいるアラフィフ小学生ママの記録です。

次女が、一人でお菓子づくり

 

こんにちは、冬菜かしこです。

今日は、風のないあたたかい一日でした。

 

今日は夕方から、次女がお菓子を作っていました。

「夕食後のデザートにするのー」と張り切って、

カラフルなカップに、マーガリンやらチョコシロップやら苺やら、

入れていました。

本を見るでもなく、誰かに聞くでもなく。

一人で考えて、一所懸命に作っていました。

 

マーガリンやらチョコシロップやら。

「その組み合わせは、おいしくなるの?」

という疑問のでるものもありました。

少しアドバイスして、美味しいものにしてしまうことも出来たかな

とも思います。

少なくとも、メープルシロップに砂糖を入れるなんてことには、

ならなかったように思います。

 

それでも。

私はいろんな思いを、自分の胸の中だけにとどめておくことを選びました。

それは、手伝うのが面倒だとか、

失敗して学んでほしいとか、

そういうことでは、なかったです。

「次女のやりたいように、させてあげたい」

ただ、それだけでした。

 

子供の好奇心を伸ばすのは、

それを認めることだと思います。

「失敗するから」とか、

「こうしたら成功するから」とか。

そんな風に先回りして指導することは、

一見近道に見えます。

よくいわれる「部下に教えるより、自分がした方が早い」

というアレです。

 

でも実際には、それでは成長はないのですよね。

本当に子供の好奇心を伸ばそうと思ったのなら、

とことん好奇心の芽を伸ばしてあげて、

それをふさいでしまわないこと。

失敗したって、なんだって、

「うまくいかなかったけど、楽しかったよー」

という気持ちになれば、子供は必ずまた次へと進んでくれます。

大切なのは、子供の心の中にある「楽しい」を

大人が止めてしまわないことなんですよね。

 

もちろん、危険なことや誰かを傷つけることは、

止める必要があります。

それはしてはいけないと、指導して諭していく必要があります。

けれど、それほど大きな問題でないなら、

多少のことは目をつむっていこうと思っています。

 

夕食後に出された次女のお菓子は、

「マーガリンとチョコシロップをまぜたもの」

「マーガリンに砂糖をまぜたもの」

メープルシロップに砂糖と苺をまぜたもの」

という、なかなかにパンチのありそうなもの。

クッキーやケーキといった土台のない、

クリームだけのお菓子です。

「これ、大丈夫かな?胃がもたれないかな?」

と一瞬ひるみましたが、

これを食べないわけにはいきません。

 

スプーンですくって、3個ともをすぐに完食。

そのすぐ後に、そばにあった果物の苺をパクリと食べて、

お口をさっぱりさせました。

主人も長女も頑張って食べていました。

それを見て次女はうれしそうにしていました。

 

「これブログ、載せる?写真撮る?」

はじめにそう次女に言われて、写真を撮っていたので、

結局ブログ行きとなりました。

 

日頃の調理は、

失敗しないように、私がいつもお膳立てしています。

だから、失敗から何かを学ぶということが、

次女はあまり出来ていません。

 

今年はもう小学3年生。

そろそろ過保護を卒業して、

一人で色々調理させてみるのも、いいのかもしれません。

いつか飛び立つその瞬間まで、

私が力添えをするわけにはいかないのですから。

 

どんどん、成長していく娘を、

少し離れたところから、見守っていく。

私の方がその練習を、していかなくては、いけないのかもしれません。

 

助走なしで飛ぶ飛行機はない。

そろそろ、助走の時期なのかもしれませんね。

 

明日も良い一日になりますように☆