冬菜かしこの「小学生、中学生と遊んでみたり、学んでみたり」の日々

二人娘と一緒に遊んで、学んで、楽しんでいるアラフィフ小学生ママの記録です。

ひな人形で遊ぶ

f:id:kashikofuyuna:20220211175407j:plain

 

こんにちは、冬菜かしこです。

今日は空気が冷たいながらも、青空と白い雲のきれいな一日でした。

 

今日は遅ればせながら、ひな人形を飾りました。

長女が療育なので、今年は次女と主人と三人で飾りました。

 

土台の骨組みは主人が、

その上の赤いじゅうたん(毛氈)、家具や台座は私が、

お人形の持ち物は次女が、

自然と、それぞれが担当のようになっていました。

 

毎年の事なのに、年に一度の事なので、

相変わらず置き方を覚えていなくて、

去年の写真を見ながらの作業となりました。

 

ひな人形は購入してから何年も経っているので、

烏帽子のゴムひもがゆるゆるに伸びていたり、

家具の取っ手の金具が取れてなくなっていたり、

五人囃子の棒が一本なくなっていたり、

ぼんぼりの明かりが灯らなくなっていたり、しています。

 

それでもお人形のきらびやかな着物は、

普段遊びのお人形にはない輝きを放っていて、

「年に一度の特別な、女の子の節句のお人形」

と思わせてくれます。

 

私に娘が二人生まれてからは、

「母親の実家がひな人形を贈る」というならわしのもと、

私の実家の母も、娘たちへのひな人形を考えてくれていました。

 

でも私の希望する「七段飾り」は想定外だったようで、

「最近は七段はあまりしないらしいよ」

と言っていました。

 

実際、どこも七段飾りなど置いておらず、

たまに見かけても「ディスプレイ用」のような扱いで、

どう考えても一般の人が購入する金額からは逸脱していました。

 

それでも、どうしても、

七段飾りで遊んだ楽しさが忘れられず、

「娘達にも、七段飾りを飾る楽しさを味合わせてあげたい」

と思って、あきらめることが出来ませんでした。

 

だから、ずっと探し続けて、

県内のひな人形を作っているメーカーさんが、

「倉庫にあるものを組み合わせれば、

数十年前によく出回っていた七段飾りに

組むことができますよ」

と言って下さった時には、

飛び上がるほどうれしかったです。

 

もともと、七段飾りを希望したのは私だけです。

実家の母も主人も、そこまでは希望していません。

 

だから、実家の母から頂いた「ひな人形代」で足りないところは、

自分で何とかしようと思いました。

 

私のおこづかいから毎月、

その半分以上を「ひな人形積み立て」にして、

一年半ほどかかって、ようやく貯めることができました。

 

私は普段、ほとんど高価なものを欲しいと思いません。

普通に暮らせるものさえあればと考えています。

だから珍しく「高価なお買い物」でした。

自分でも少しぜいたくな気もしますが、

たまにはいいか、という気もしています。

この先長く使うものだから。

 

 

f:id:kashikofuyuna:20220212164501j:plain

 

今日は次女がまるで、

リカちゃん人形遊びをするように、

ひな人形で遊んでいました。

 

お内裏様と、お雛様と、三人官女と、五人囃子、

それに右大臣と左大臣

一人でたくさんのお人形を操って、

にぎやかそうに、楽しそうに遊んでいました。

 

 

私が子供の頃、

自宅の七段飾りのお雛様の周りを、

近所の子らとグルグル走り回ったり、

赤いじゅうたんの下の鉄の骨組みの中に入ったり、

時にガラガラガッシャーンと人形や家具を落としたり、

色々やらかしていました。

それでも実家の母は、一切のお咎めを言わなかったです。

 

なぜ怒られなかったのか、

とても不思議ですが、

今考えると、とてもありがたいと思っています。

 

 

だから、私も次女の一人お人形遊びを見ても、

何も言わないつもりです。

 

少しぐらい汚しても、壊しても、散らかしても。

それが次女の、

「楽しい子供時代の思い出」になるのなら。

今はその様子を見守っていきたいのです。

それが今の私の、大切な楽しみなのです。

 

いつまで、ママと一緒に、ひな人形を飾ってくれるのでしょう?

いつまで、リカちゃん人形のように、ひな人形で遊んでくれるのでしょう?

 

いつか、「女の子」から巣立ってしまう、その時まで。

もう少しだけ、「ママの女の子」でいてくださいね。

 

f:id:kashikofuyuna:20220211175434j:plain

 

これは、結婚してすぐに買った小さなお雛様です。

娘を二人出産するまでは、

しばらくは、このひな人形が活躍しました。

いまでも玄関を飾ってくれる大好きなお人形です。

 

 

f:id:kashikofuyuna:20220211175609j:plain

 

こちらは、二人娘の幼稚園時代の作品です。

ペットボトルを使ったもので、かわいらしい表情を描いています。

 

子供の工作の作品はかさばるので、

どうしてもある程度経ったら処分するのですが、

このひな人形だけはなんとなく、

「今年飾ったら処分する」

と思い続けて、はや数年。

なぜか残り続けているものです。

なんだかんだで、表情がかわいいんですよね。

 

今年も相変わらず、

「今年飾ったら処分する」

とは思っていますが、どうなることやら。

へんなところで優柔不断な私です。

 

 

あちらこちらにひな人形を飾って、

ようやく我が家にも、

「女の子の節句」のシーズンがやってきました!

 

せっかくの「女の子のママ」、

目いっぱい楽しみたいと思います。

 

明日も素敵な一日になりますように☆