冬菜かしこの「小学生、中学生と遊んでみたり、学んでみたり」の日々

二人娘と一緒に遊んで、学んで、楽しんでいるアラフィフ小学生ママの記録です。

おままごと

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こんにちは、冬菜かしこです。

今日は青空が広がっている一日でした。

 

昨日のお昼前、私がジムから戻ると、

二人娘が何やら庭で忙しそうにしていました。

私の帰宅に気づいた長女が

「ママ、こっち見ないで、玄関入ってね」

と言うので、気にしつつも視線を避けて家に入りました。

 

しばらくして、パソコンに向かう私の元に、

次女がやってきて手紙を置いていき、

見ると「招待状 庭に来てください」

と書いてありました。

 

「さっきの内緒事はこれだな」と、

すぐさま行ってみると、

「こちらへどうぞ」と

椅子とテーブルを用意したところに連れて行ってくれました。

 

メニュー表を出し、「どちらのメニューがいいですか?」

と聞くので、「おすすめのものをお願いします」と頼むと、

砂で出来たランチセットがテーブルに運ばれました。

 

飲み物も、デザートも、きちんと用意してあって、

「どちらがいいですか?」とメニュー表を見せてくれました。

 

庭の花を飾った砂で出来たケーキと、

草だけを飾ったケーキ。

花の方を選ぶと、

長女がちょっとうれしそうに

「お花を飾っています」と説明してくれました。

 

これは長女が作ったのだなと思ったので、

「もう一つの方も食べたいです」と頼むと、

次女の顔が明るくなり、すぐに持ってきてくれました。

やはり、こちらは次女が作ったようでした。

いつも長女に負けてばかりの妹なのです。

こんなときには、少しばかり、

ママはおまけしてあげたくなるのです。

 

デザートは4種のアイスもあって、

そのうちの2つの味を選びました。

砂の型抜き器の丸いところを使って、

丸いアイスを上手に盛り付けてくれました。

 

「ごちそうさま」のあと、

「から揚げの作り方分かる?」

と次女が聞いてきました。

私の答えを待たずに、次女は

「石を濡らして、砂をかけたの」と、

ちょっと得意げに教えてくれました。

自分で工夫することが、楽しくて仕方ないようでした。

 

今回の「ご招待」は、次女が思いついたようです。

そして長女に一緒にしようと持ち掛けたようです。

でも長女も「私も楽しかったよ」と意外と満足気でした。

いつもはすぐに喧嘩を始める二人。

でもここ数日は、私が何かと二人の楽しみを作っていたので、

ちょっと心の余裕があった模様です。

 

一緒に実家に行ったり、

100円ショップに行ったり、

スーパーでアイスを食べる約束をしたり。

 

どれも大したことではないことだし、

どれだけのものが二人の心に響いたのかは分かりません。

それでも、少なくとも何かの「うれしい気持ち」を

ママにもあげたくなるほどには

役に立ったのかもしれません。

 

うれしい気持ちをもらったら、

うれしい気持ちを返したくなるのかもしれませんね。

 

久しぶりの二人のお庭のおままごとも、

少し幼い遊びだけれど、

とてもかわいらしくて、

とても楽しそうで、

見ていてほっこりとしました。

 

小学生になり、

口が立つようになり、

時にはママを言い負かしてしまうような

成長を見せる二人娘。

それでも。

こんな風にママをご招待してくれるうちは、

「なんだかんだで、大丈夫」

という気がしてくるのです。

 

いつまでも幼いままでいることが、

良いことだとは思いません。

いまの純粋な気持ちは、

少しだけ残しておいてほしいなと思うのです。

何もかもを効率よく、

器用にこなすのではなく、

時にはそれらを超えたものを、

持っていてほしいなと思うのです。

 

久しぶりのままごとは、

私の心にあたたかいものを運んでくれました。

 

明日も素敵な一日になりますように☆