冬菜かしこの「小学生、中学生と遊んでみたり、学んでみたり」の日々

二人娘と一緒に遊んで、学んで、楽しんでいるアラフィフ小学生ママの記録です。

【イベント】お家で夏祭り

おととい、我が家では「お家で夏祭り」という

イベントをした。

主催者は長女。

本当は7月最終日にしたかったようだが、

「日曜日の方が時間があるから」

とのことで、急遽、開催することになった。

 

このイベントの行われる30分ほど前、

二人娘がぎゃんぎゃんと喧嘩をしまして、

私はその仲裁をしていたものの、

二人のご機嫌取りに辟易していて、

ちょっと私自身がご機嫌斜めという状況。

それでも断るのも気が引けて、

参加するものの、

ちょっと不機嫌が顔に出ていて、

後から、あーあー、もっと機嫌よくしてあげれば良かったと、

反省しきりなのだ。

それでも長女が一から作ったイベントは、

なかなかの大作だったので、

ちょっとご披露したいと思う。

 

まずは、的あてゲーム。

これは丸めた紙のボールを、

2メートルほど離れた場所から投げて得点を競うもの。

結構当たらなくて、難しかった。

 

こちらは、おなじみの輪投げ。

ペットボトルに水を入れて重しにして、

折り紙を重ねてわっかを作り、

投げて得点を付けていく。

こちらは1つだけ入って、得点になった。

 

こちらは2階の廊下を使ってる。

箱の中から好きな紙飛行機を選び、

それを飛ばして、飛距離で得点を競うもの。

壁にあたったり、

階段に落ちたり、

直進するのが難しく、

結局中間の20Pゲットだった。

 

こちらは、お宝すくい、と、

ビンゴゲーム。

お宝は金魚すくいの要領で、

紙製のしゃくでおもちゃをすくっていくというもの。

しゃくの柄の根元を持ってすくうと、

わりと取ることができた。

 

ビンゴゲームは、長時間になるのを防ぐため、

30玉転がして、その時点での、

数字が開いている数で競う、というものだった。

 

イベント好きな長女らしく、

きちんとチラシも作っていた。

入場券があるところなど、

細かい配慮がなされていて感心する。

 

パパとママには事前に、招待状が配られていて、

なかなかに本格的だった。

よくもまあ、こんなに考えられるのねと、

我が娘ながら感心する。

 

よく考えたら、もう小学校6年生なんだよね。

来年は中学生。

それを思うと、このくらいのことが出来るようになっているのも、

それほど不思議なことではないのかもしれないね。

いつの間にか大きくなっている娘達。

置いて行かれているように感じているのは、

私だけなのだろうか。

 

二人娘がまだ幼稚園児だったころ。

なかなかみんなとなじめない二人のために、

幼稚園の子供たちやママさんを招待していた。

年に4、5回はこうしたイベントをしていたっけ。

多い時には総勢30人ほどが集まって、

わいのわいのと楽しく過ごしたっけ。

懐かしい思い出だ。

 

そのころは私も必死で、

夏には庭に大きなビニールプールを用意し、

かき氷を子供たちに作らせてあげて、

ほかにも、

パフェを作ったり、

お店屋さんごっこを知たり、

竹馬や一輪車、ブランコで遊んだり、

いろいろしていたっけ。

 

まだほんの園児だったから、

長女もまだ小2くらいまでだったから、

二人の心に、楽しかった、以上の事は、

何も残っていないと思っていたのに。

今こうしてイベントを楽しく企画している長女を見ていると、

あの頃の私自身を思い出さずにはいられない。

 

ああ、そうなんだな。

思ってもいないことを忘れていて、

思ってもいないことを覚えていて、

思ってもいないことを再現してくれていて。

そうやって、子供は大きくなっていくんだね。

 

予想外のうれしいことがあると、

なんだかそれまでの自分が報われた気がして、

涙が出そうになる。

こんなしがない母なのに。

娘の心に何かを残すことが出来ているなんて。

それは望外の喜びで、棚からぼた餅の気分だ。

 

二人の将来は、今はまだ見えなくて、

それはこれから時間をかけて見えてくるのだろう。

どんな未来になっていくにしても、

今回のこのイベントの事は、

私の胸の中にしっかりと刻んでおきたいと思う。

 

いろんな可能性を秘めた子供たちの楽しい夏祭りイベント。

しっかりと覚えておきたいと思っているのだ。

 

 

 

 

【イベント】ホテルプールで遊ぶ

先日、我が家で恒例となってる、

地元のホテルのプールに行って遊んできた。

同じスイミングに通うお友達と一緒に、

楽しいひと時だった。

 

疫病が流行る前までは、わりと毎年行っていて、

勝手知ったるプール。

ここのホテルを知ったのは、

ランチをお勧めする小冊子(自治体の無料配布)をみて、

最初は冬にランチを食べに来たのだ。

その時に夏には緑の芝生とプールで楽しめると聞いて、行ってみたら、

とっても楽しかったので、恒例となったという場所。

 

もともとは、二人娘がまだ幼稚園児だったことで、

スライダーのあるプールは無理だなと思って、

幼児でも大丈夫なプールを探していたのだ。

ここは幼児用の75㎝プール、大人用の1mプールと、

大きいプールが策で仕切られて分かれていて、

大きい子供も小さい子供も、

気兼ねなく一緒に楽しめるのが良かったのだ。

 

いつもの流れは、

到着して最初は、芝生横の建物内のランチを食べて、

そのあと水着に着替えてプール三昧。

泳ぎの後は少しジュースを飲んでのんびりして、

芝生で写真を撮って帰る、

というのがひと通りのコースになっていた。

幼児二人を連れては、なかなか、どこに行ってもハードモードなので、

こういうのんびりできるところは貴重だったのだ。

 

ホテル併設ということで、

少しくらいならジュースやお菓子の飲食は大丈夫ということだし、

プールサイドには、寝そべることが出来る白い椅子やテーブル、

パラソルもいくつも用意されているし、

なんといっても館内に入ると、ソファがあり、

ゆったりとくつろげるのがいいのだ。

プールに入っている人も、

プールのみの利用の人もいるが、

ホテル宿泊者もいるので、

「プールでくつろごう」

というのんびりした雰囲気のプール利用者が多いので、

全体的に気持ちに余裕があるように思える。

 

今まではホテルのランチをいただいていたのだが、

わりと和食が多く、ジャンキーなものがないので、

(洋食系がないのが残念)

今回は、お友達家族と一緒、ということもあり、

ホテルの前に、ハンバーガーショップに行き、

ランチした。

 

今回選んだのは、モスバーガー

いつもの、リーズナブルではなく、

ちょっと高価なここを選んだのはやはり、

「レジャー感」を大切にしたかったから。

そのかいあってか、

子供たちはうれしそうに、いつもとは違ったバーガーを

ほおばって、お喋りしながら食べた。

 

お腹が満たされた後は、いよいよ、ホテルのプールに向かった

まずは浮き輪やアイスクリーム型の浮き輪(?)に

自動の空気入れで空気を入れ、

それからプールに入っていきました。

ひと足早く入っていた子供たちはすでに大はしゃぎしていて、

浮き輪を使ってぷかぷかと、プールを楽しんでいた。

 

毎週日曜日にスイミングで会う3人。

一緒に泳ぐことは慣れたもの。

それでも、場所が違い、浮き輪もあり、なにより両親も一緒に入ってくれる。

いやがおうにもテンションは上がり、

きゃっきゃっ、きゃっきゃっと、笑顔がはじけていた。

いつもうこうならいいのに、というほどに、

うちの姉妹も喧嘩することなく、

ひたすら、浮き輪で浮かんだり、

アイスクリーム型の浮き輪で浮かんだり、

浮き輪なしにして泳いだり、

時間を忘れて水と戯れていた。

 

私は私で、夏休みはジムを休んでいるので、

普段泳ぐことがなくなっていてつまらないので、

この時とばかり、ひたすらに泳ぎまくり。

いつもは息継ぎがだるいので、一息で泳いで、

しんどくなったら立って呼吸して、

また泳いでを繰り返すのだが、

昨日は本当に体が軽かったので、

二拍おきくらいに息継ぎしても全くしんどくなく、

「あれ?息継ぎしんどくない。なんで?」

という感じだった。

しかも泳ぎ方も以前の、

ちゃかちゃか、手で掻くのではなくて、

ゆうぜんとのびのびと、泳ぐことが出来た。

なんだか泳ぎが上手になった気がしたりして。

9月になったらジムのプールで、

本当にそんなに上達したのかを、検証してみたいと思う。

 

今回はちょっとしたハプニングがあった。

ちょっと浮き輪を押してあげた子供たちが、

うちの、アイスクリーム型の浮き輪を見て興味を持ち、

「ねえ、載せて下さい」

と頼んできたのだ。

陸上ならともかく、水のものは怖いので、

「お母さんがいいって、言ったらね」

と言っては見たものの、

「うちのお母さん優しいから、大丈夫」

と言って平気な顔をしている。

どうやら言ってもきかなそうだから、

少しならいいかと思って、

承諾することにした。

 

浮き輪を貸すだけなら、そのあとのアクシデントが把握できない。

心配なので結局、二人の小学生男子を載せて、

私がプール一周の人力浮き輪をしてあげることにした。

二人は初めてのことなのか、嬉しそうに笑顔を見せて、

ひとまず、心配はしたけれど、

喜んでくれてよかったなと安堵した。

 

しかし。

これで終わるわけはなかった。

その後も何度となく頼まれて、

結局3回ほど、プールを回って、引っ張ってあげた。

最初は私も楽しかったものの、

だんだんちょっと疲れてきて、

しばらくは彼らに会わないようにと、

クロールばかりしていた。

 

とはいえ、よくしつけられた子らしく、

3回ほどで納得して、

それからは言わなくなった。

あまり軽率なことな駄目かなと、

安請け合いは気を付けようと、

ちょっと学んだりもした。

でもまあ、全体的には楽しかった。

 

プールの後は、熱中症予防に、

皆でアクエリアスを飲んで解散した。

とても楽しい夏の思い出が出来た。

 

 

【イベント】お箸づくり

 

長女が療育の日なので、朝の9時半頃に出かけていった。

そしてすぐに次女は、近所の公民館的な場所で、

予約していた「お箸づくり」のイベントに行ってきた。

「お母さん、一人で行けるから」

と言って出かけはしたが、

やはり親子で楽しみたいなと思い、

掃除を済ませて、少し遅れて参加した。

 

室内に入ると、案の定次女が、

「お母さん、何で来たの!」

と不機嫌そうにしてきた。

「一緒に参加したくて」

と言いながら楽し気にしてみたが、

次女はあきらかに嫌そうにしていて。

「親離れ、早くない?」

と思いつつ、邪魔にならない程度にそばにいて、

参加してみた。

 

お箸づくりの工程は、

端材を箸状に切ったものとやすり3種類が用意されていて、

要は、やすりがけをする、

というもの。

講師の方が見本を見せてくれて、

荒い目のやすり、中間のやすり、細かい目のやすり、

と順にかけていき、

端材独特の角ばった個所を丸く仕上げていき、

面もやすりがけで、つるつるにしていく、

というものだった。

 

子供のすることなので、

あまり手出しはしないと、

最初は思っていたのですが、

次女はあまりにもマイペースなので、

「角をやすりがけするんだよ」

とつい、口出ししてしまった。

 

次女はやすりをかけやすい面ばかりかけて、

角はほぼ手つかずで、

どうみてもお箸が使いづらいだろうと思ったのだ。

案の定、職員の方がきて、

「角をしたほうがいいよ」

と言って下さったのですが、

次女はあいかわらず面をやすりがけしていた。

 

しばらく見ていてもいっこうに変わらないことが

分かったので、最終手段として、講師の先生にお願いして、

先生の方から「角をやすりがけしたほうがいいよ」

と指導していただいた。

これには次女の心も動き、

それ以降は、私のお手伝いも多少はうけいれてくれて、

二人で何とか仕上げていった。

 

角は削りにくいらしく苦戦していたので、

荒いやすりでおおまかに私が1本削り、

もう1本は次女が、

「私がやるーっ!」

と頑張るので、まかせることにして、

中間と、細かい目のやすりは、

全面的に次女に任せた。

お箸の両端の、とがった部分と四角い部分は難しいので、

大体の見本を次女にやって見せて、

「やってごらん」

と後は任せてしてもらった。

 

そのあと、次女はオイル(オリーブオイル使用)を塗り、

ウオールナットのお箸は、

美しいごげちゃ色のきれいな姿になった。

そして最終工程の名前入れ(焼き印の機械で)をして、

完成した。

 

一番最初に出来て、

職員さんにも講師の先生にも、

「上手に出来ましたね」

とほめていただき、

次女本人も納得の出来栄えで、

親の私から見ても、なかなかの見栄えで、

作って良かった、来て良かった、

と思えるものだった。

 

今回は、完成したお箸はもちろん、

やすり3枚も持ち帰ることが出来たので、

また何か削りたいものができたら、

つるつるにできるなと思っている。

やすりには3枚とも、

裏に丸いシールが貼ってあり、

赤や白など、目の粗さに応じて、

シール色が変えてあった。

プロの人が教えると、

ここまで親切なんだなと、

家具屋さんである講師の先生の行き届いた配慮に、

感心しきりの私だった。

 

「オイルを塗っているので、一日置いてから、

使って下さいね」

と講師の先生が言っていたので、

自宅に帰ってからも我慢していた次女。

でもしきりに、

「お昼ご飯は、お箸つかっちゃ駄目だよね。

晩御飯はだめかな?」

などと言っていた。

「先生が1日置いて、って言っているんだから、

晩御飯もだめでしょ」

とたしなめると、

それでも食い下がり、

「じゃあ、明日の朝ごはんはいい?」

と聞いてきた。

その熱の入りように根負けした私は、

「まあ、明日の朝ごはんならいいんじゃない?」

と容認することにした。

 

本心としては、

「明日のお昼ご飯までね」

と言いたいところですが、

明日は午前中に出かけて夕方まで帰って来ないし、

次女はどうしても早く使いたくて、

うずうずしているので、

ちょっとかわいそうだし、

まあ、いいっか、という気持ちになってしまったのだ。

 

子育ては親の思うようにはいかない。

理想は理想で、あってもいいのだが、

基本、思うようにはならない、

と思っていた方が、

スムーズにいくことが多いように思う。

子供の行動に、いくらかの

「遊びの余白」

を織り込んでおくことで、

親自身も楽になることが多いように思うのだ。

 

思えば私も、子供の頃、

お転婆なことをして、親を心配させていたことも

一度や二度ではなかったように思う。

ならば、自分の子供に、四角四面なことを言うのも、

なんだか気が引ける。

 

子育ては、毎日が、予想を超えることばかり。

でも、出来ればそれを楽しみたいと思っているのだ。

出来た母ではないけれど。

まあまあ、ぼちぼち、おもろい母として、

これからもどうぞよろしく。

 

 

 

 

 

 

【調理】長女とホットケーキ作り

 

先日。

次女が療育に行っているので、

長女と一緒に過ごした。

朝の9時半に次女が車で出かけてから、夕方の4時半まで、

長女と二人きり。

あれしたい、あそこ行きたい、

などと色々言ってきたのだが、

ひと通りの家事、いわゆる朝食と片付け、掃除、洗濯、

などを終えると午前10時半頃になっていたので、

この暑さの中自転車でのお出かけは無理、と断っていたのだ。

車を運転しない私にとって、

この猛暑日の続く日々は、

いかに出かけないで済ますか、

が最重要課題なのだ。

 

ということで、だらだらとテレビのバラエティの録画を見たり、

本を読んだりしていたのだが、

気が付けば、お昼ご飯の材料がないことに気が付いた。

用意する時はたいてい、

飛竜のラーメンか、おうどんか、パンか、

なにかしら買っておくのだが、

今日は何も用意していなかったのだ。

 

かといって、10時半から外に買いに行くのは無理。

どう考えても、行って来たら、

全身が汗でびしょ濡れだ。

なんなら、ちょっと熱中症気味になっているかもしれない。

先日、ちょっと頭がくらっとして、

「これは、もしかして?」

ということもあったので、

今日は用心をせねば、と気を付けていたのだ。

 

「どうしよう?お昼ご飯がない」

困って色々考えた結果、

私の出した結論は、

もちろん、買い出しに向かうのではなく、

あり合わせで、ちゃちゃっと済ませて、

しれーっと昼食を終わらせること。

そのために考え出した案は、

「ホットケーキを焼く」

だった。

 

今までさんざん焼いてきて、

だんだん飽きてきた二人娘は、

「ホットケーキ、飽きた。いらない」

と言っていて、しばらく残っていたのだ。

だいたい時間を置くと、

ちょっとは食べてくれる娘の特性を生かし、

なんとか「ホットケーキにするね」と説得し、

無事に昼食が決定した。

おかずは、これまたありあわせのソーセージ、

切って揚げただけのフライドポテト、

そして、果物はキウイ、という組み合わせで、

長女の了承を得た。

 

最初は自分で作ろうかと思っていたのだが、

そばに来た長女が

「卵、割るー」と言ってきて、

私もふと気が向いて、

「作ってみる?」と聞いてみた。

すると、「作るー」と言うので、

共同作業にしてみた。

 

ボールと卵を長女に渡し卵を割ってもらい、

それに牛乳を計って入れてもらい、

泡だて器を渡してかきまぜてもらい、

ホットケーキミックスを入れて混ぜてもらい、

そこまでしてから、

あとは私が焼くことにした。

とはいえ、ちょっとお勉強してほしくて、

「そばで見ていて」

と見ることをお願いした。

本当は焼くのもしてもらうと学びになるのだろうが、

とてつもなく怖がりで不器用で、

とてもじゃないけど、

ガスコンロにフライパンという調理器具では、

危なっかしくて任せられない。

もう少し小学校などで学んでから、

また家で教えてあげようと思った。

 

フライパンに生地を入れて焼いていくとき、

几帳面な長女は袋の説明書きを読み、

「表側を弱火で3分焼くんだよー」と言って、

タイマーをかけていた。

ピピピッと音がしたら、

「裏返して2分だよー」

とまたタイマーをかけて時間を管理してくれた。

おかげできれいなきつね色の焼き色のホットケーキが完成した。

 

ホットケーキが焼きあがり待ちに入ってから、

隣のコンロで始めたのが、ジャガイモを切って揚げるだけの

自家製フライドポテト。

先日二人娘が、近所の公民館的な場所でもらってきたジャガイモが

とっても美味しかったので、

昨晩の夕食に作り、今朝の朝食に作り、二回連続で作ったが、

子供に大好評だったので、

昼食にも作ってみた次第。

 

とはいえ、こんなに何回も揚げ物をするには理由があって。

実は先日、てんぷら鍋を買ったのだ。

今までの鍋があまりにも焦げが分厚くなり、

揚げるのに時間がかかり、油がすぐに汚れるので、

もう限界かな、と思って買い替えた。

そして、ついでに網状の揚げ物すくい器(名前が不明)も買った。

これが、もう、快適だのなんの、楽しすぎる。

揚げても油がきれいなままだし、

揚げ時間も短いし。

なにより小さいので後片づけも楽。

揚げものって、揚げるのよりも、

後片付けが面倒くさくて、

腰が重くなるんだよねー。

こんなに小さいとほんと、洗い物が楽で助かる。

さらに、網状の揚げ物すくい器で楽々、揚げたりすくったりできる。

ということで、3回連続でフライドポテト。

昨晩の夕食の時に、次女に、

「お母さんの料理で一番好き!」

と言われて、ちょっと複雑な気持ちになってしまったけど、

「他になかったん?もっと手の込んだもの作ってるじゃん?」

なんてことを思ったが、

今回も昼食の付け合わせに、フライドポテト、作ったよ。

 

あとはソーセージを焼いて、

キウイを切って、完成。

ホットケーキだけだと、

単調な味で飽きてくる娘も、

ソーセージやフライドポテトがあることで、

なんとか飽きずに最後まで食べてくれたようだ。

がんばっていろいろ作った甲斐があった。

 

うちの子は、長女も次女も、超不器用。

逆に、私自身は手先が器用で、

卵も右手でカパッと割る、

効率重視できる方なのだ。

だからこそ、余計に、

二人がもっさもっさと、たららんたららんと、

調理をしていると、

いつ指を切るかしら、いつ手をやけどするかしら、

と気が気ではなく、

神経がすり減りそうになるので、

出来る限り調理を手伝わせることはしてこなかったのだ。

 

本当は私だって、

二人娘と一緒に台所に立って、

わいのわいのと調理をしたい。

だてに家庭科教員免許を持っているわけではない。

機会があればいつだって、

いろいろ教えてあげたいのだ。

それでも。

けがをしそうな二人に対して、

積極的にガスを使ったり、包丁を使ったりは、

勧められなかったのだ。

 

でも今回は、簡単なことをしてもらい、

ガス使用時は、そばで「見ていて」と言って、

見てもらった。

こうしたことを繰り返していけば、

近い将来、一緒に何か調理ができるような気がしてくる。

一日一日どんどん成長していく娘たち。

またいろいろとやっていきたいなと思う。

 

本日の昼食の、長女の感想はもちろん、

「おーいーしーいー!」だった。

うれしいね。

「あなたが作ったんだよ」

と言ってあげると、さらにうれしそうに笑顔で、

「おいしーーーいーーー!」と満足気だった。

また作ろうね。

一緒に作って、美味しく食べようね。

 

 

【イベント】アンネフランクの旅行に行く

さて、先日、二人娘がバス旅行に出かけた。

それは自治体が主催しているもので、

「アンネフ・ランクの記念館に行く」というものだ。

毎年抽選で50名を募り、貸し切りバスで行くというものだが、

昨年は次女が小3のため参加資格がなく、

今年ようやく小4になったので、

二人ならと、参加することにしたのだ。

参加費用が500円という格安なため、

結構な倍率だったらしいのだが、

なんとかそれを当選できて、

行くことができた。

本当はピアノの夏の学習会(簡単な発表会のような会)があったのだが、

先生に事情を説明して、

このバス旅行を優先させていただくことになった。

先生のお子さんも、学校のチラシでご存じだったようで、

事情を分かって頂けたようだ。

 

この旅行の当選が決まってから、

「少しでも事前情報があったほうが良いな」

と思った私は、

二人に学習漫画を買い与えてみた。

いわゆる「偉人伝 漫画版」だ。

最初こそ、さして興味が薄そうにしていた二人だが、

出発日が近づくにつれて、テンションが上がって来たらしく、

たびたび手に取って呼んでいるようだった。

そして主人や私に、アンネフランクのことや、

その時代の事について教えてくれと、

感心を寄せていることを話してくるようになった。

そこまで詳しいわけではありませんが、

知っている範囲で教えてあげたりもした。

 

そして、当日。

朝8時集合、8時半バス出発、という早い時間での日程だった。

家族4人で集合場所に行き、

早く着きすぎたので小1時間ほど待って、

バスに乗り込み出発した。

高速に乗るので「トイレ行っておいて」

と言うのにしらんぷりする次女を説得し、

どうにか二人をトイレに送り出し。

そのあとバスに乗り込み出発するも、

長女は窓から手を振るのに、

次女はまたもしらんぷり。

誰に似たのかいじっぱりで、

まったく朝から困ったもんだ。

とはいえ、元気よく出発したので、

やれやれといった気持ちだった。

 

そのあと夕方のお迎えは、

電車に乗りたい主人の意向を踏まえて、

最寄り駅に車を停めて、

電車に乗って集合場所に向かった。

夕方と言ってもまだまだ日は高く、

油断すると汗が出そうな程あつく、

ショッピングモールを通って冷房で涼んだりしながら、

駅まで歩いた。

 

予定時間丁度くらいに、

朝出発した白と緑のバス2台が集合場所に帰ってきて、

ぞろぞろと小学生や中学生が下りてきた。

割と早めにうちの二人も出てきて、

第一声は「楽しかったーーー!」だった。

この旅行に大乗り気だった長女はもちろん、

あまり乗り気ではなく、朝はぶーたれていた次女も、

笑顔でその喜びを表してくれた。

とはいえ、その直後に、

「つーかーれーたー、あーつーいー!」

と、ぐったりした様子を見せ、

朝早くから活動している疲労感を教えてくれた。

 

4人で電車にゆられながら、

ちょっとしたおやつをつまみながら、

いつもは乗らない電車にちょっとテンションを高くしながら、

遠足気分で駅までの行程を楽しんだ。

 

「何が楽しかったの?」と聞くと、

「記念館を見て回ったのー」とか、

「ぜんぶー」とか、

その気持ちをうれしそうに話してくれた。

最初、偉人伝の漫画を読んだ時は、

「かわいそう」とか、

「悲しい気持ちになる」とか、

わりと悲観的な見方をしていて、

少し心配していたのだが、

子供たちの旅行ということで、

いろいろ配慮してくれていたのかもしれない。

 

それにしても、長女の口から、

杉原千畝さんって、知ってる?すごいのー」

なんていう単語が出てきて、

驚いた。

「ビザをたくさん発行して、みんなを助けたんだって。

すごいよねー」

などと本格的な知識を披露してくれて、

それだけでも、良い影響を与えてくれたなと思った。

 

アンネ・フランクは、どうしても、

悲しい出来事を知ることになる。

それは幼い子供にとっては、

辛いことかもしれない。

でも。

昔私が「火垂るの墓」で涙して、

悲しいけれど、切ないけれど、やるせないけれど、

このアニメが好きだ、

というなんともいえない気持ちを持ったように。

二人もきっと、

何か心に刻むものがあったのではないかと期待している。

 

親の思うような結果が得られなかったとしても、

それはそれでいいと思うのだ。

子供は子供なりに精一杯、

与えられたことに対して、

自分なりの解釈で、

自分の人生に生かしてくれたらいいなと思う。

 

世の中のスピードが速すぎて、

なんでもかんでも、

効率を求めたがる時代でもある。

それでも、私は思うのだ。

 

心の中にどれだけのものが入っているかが、

たとえすぐに目に見えなかったとしても、

いつかそれが人生の財産となって、

自分や周りの人の生き方の支えになることがあると、

それを伝えていきたいのだ。

 

毎日飲んでいる牛乳が、

知らぬ間に骨を強くたくましい体を作ってくれるように、

毎日の出来事が、

知らぬ間にその子供を賢くたくましくしてくれるのだと。

それを信じて、さまざまなことを与えてあげたいと思っているのだ。

 

親業は、楽しまなくっちゃ、損だよね!

こんなに面白いのだからっ!

 

 

 

【イベント】夏休みのご近所イベント

先日、長女が申し込みをした、近所のイベントに行ってきた。

イメージで言うと公民館的な場所での、

子供のためのイベント。

いつも節約を口にする私の影響で、

「無料だからいいでしょ?」の長女の計らいによるもの。

いやはや、良くも悪くもお金のありがたみを知っている小6女子だ。

 

このイベントは「キッズマネー講座」と言うものだ。

地元出身のファイナンシャルプランナーの方が来られて、

お話やちょっとした活動をしてくださった。

 

最初は、前の席に小学生や中学生たち、後ろの席に保護者が座り、

小学生に向けた講座から始まった。

親が一所懸命に働いてくれたお金で、

家族がみんな暮らしていけること。

お金と言うものがなかった時は、

物々交換が行われていたこと。

実際に外国の紙幣や日本の小判のレプリカを

各自まわして見させてもくれた。

 

その後こどもたちは一階の部屋に移り、

お店屋さんごっこの準備をしてそう。

お店の商品に色鉛筆などで色を塗り、

保護者や職員に買いやすいように工夫したそう。

 

その間わたしたち大人は、

現実的な「大人のお金の講座」を受けた。

教育資金、老後資金、ローンの金利複利のお話など。

具体的な例を挙げて、説明してくれた。

特に印象的だったのは、

住宅ローンを組む際、

2500万円の家も、3000万円の家も、

頭金の額や住宅ローンの金利によって、

どちらが安いかは変わってくるというお話。

それほど、金利とは大きいというお話。

頭金を入れることで、借入期間が短くなり、

結果的に3000万円のほうが安くなる、

というお話は、正直驚いた。

私は数字に強い方ではないのだが、

「経営者は数字に強くなければだめ」

と言う話をどこかで聞いたことがある。

なるほど、と思わずにはいられなかった。

 

あとは。

これからの時代はニーサ、

と言うお話もあった。

今までかなり制限があったのが、

2024年から大幅な緩和が行われ、

とても使いやすくなるというお話だった。

正直、投資信託などは怖いなとも思うが、

インフレで物価高になっていく世の中で、

現金預金の価値が目減りしていくのは、

少々不安でもある。

あまり頑固になりすぎず、

かといって楽天的にもなりすぎず、

時代に合ったお金の使い方をしていきたいなと思う。

なかなかに刺激的なお話でもあったな。

 

そんなこんなで30分後。

大人も子供の部屋に入って合流し、

長机に並べられた、

色を塗られた紙の商品と、

容器に入った紙のお金とで、

お店屋さんごっこを始めた。

「商品が早くなくなった方がいいよ」

とのことで、子供たちは、

「いらっしゃいませーーー」

と頑張って呼び込みをしていた。

そして保護者や職員らの大人が店先に並ぶと、

その商品を説明したり、

お金をいただいたりして、

やり取りを楽しんでいた。

まだ小さい子もいたようで、

「いらっしゃいっまっせー」

と大きな声で呼び込みをしていたので、

慌ててその方へ行ったりもした。

 

商品が売り切れるまで終わらないという事なので、

自分の娘たちの商品が売れ残っては大変と、

なかなか買い物を出来ないでいた私。

結局、二人娘は早々に売り切れになり、

私の心配は杞憂に終わったのだが、

結局あまり商品を買えず、

最初に与えられたお金をほとんど残す結果となってしまった。

 

そういえば。

小学生の頃、同じようなことがあったっけ。

高学年がイベントを催し、

低学年がチケットをもらって、

そのイベントに参加できるというもの。

何枚かチケットをもらって、

いくつか参加できるはずだったのに。

私はなんだかもったいなくて、

色んなイベントを催しているのを見て楽しんで、

結局なにもしないで、

そのままチケットを自宅に持ち帰ったのだ。

家でそのことを言ったら、

兄から「使えばよかったのに」

と言われ、そうだな、と思ったのを覚えている。

でも不思議と、何も使わなかったことを、

後悔はしていなかったのだ。

今でもなぜあの時、何も使わなかったのかと、

妙な気になる時もあるが、

あの頃の私は毎日が楽しくて、

特になにかを期待することもなかったのだろうと、

そんな風に思ったりもしている。

とはいえ、今だったら、

速攻で使いたいが。

今回のお店屋さんで、久しぶりに思い出したできごとだ。

 

我が家のマネー講座としては、

子供に何かしてほしいことがあったら、

「50円あげるから」とか、

「100円でどう?」とか、

ごくたまーーーにやっている。

 

知人のママさんは、お手伝いをお小遣い制にして、

「お風呂掃除をしたら5円」

とかにしているそう。

でもうちの子は、5円では動かないのだよねー。

10円でも駄目。

50円ならぎりぎり動いてくれるかな?というもの。

でも、やるとなったら、

「50円、欲しいっ!」となるので、

本気度が違う。

そんなに50円欲しいの?ってくらいに、

頑張ってくれちゃうこともある。

要はその本人が、どのくらいでヤル気をだすかということ。

そんな気がするのだ。

 

もちろんそんなお金で動かすのは良くない、

という考えもあるだろう。

私だって、500円あげるから、

というのは、どうも主旨が違う気がしている。

あくまでも、最高100円くらいまで。

そこが私の小学生のお手伝いの限度の気がする。

そして、そのくらいで本気でできるなら、

子も私も、楽しめるんじゃないかと思うのだ。

 

あと10年もすれば、

物を頼むのに、50円くらいではびくともしない、

という経済力を身に着けるのだろう。

小学生のお小遣いくらいでは、

なにもいう事を聞いてくれなくなるのだろう。

 

でも、きっと。

「あの時、50円がほしくて、一所懸命お手伝いしたんだー」

と言う気持ちは、どこかに残ってくれる、

そんな気がして仕方がないのだ。

だから、私は私なりの、

二人娘達への「キッズマネーのしつけ」

をしていこうと思っている。

 

いつか三人で笑いながら、

「50円で、本気でお手伝いしていたよねー」

と言えるようになったら楽しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

【遊び】今年の庭プール開き

さて、昨日から始まった今年の庭のビニールプール。

二年ぶりと言うことで、ちょっと要領がよくなかったかも、

と思いつつ、頑張ってプールをした自分をほめたいと

思っている。

だって、手間が多いんだもの。

 

最近流行りの庭のビニールプール。

大きいものだと直径2メートルほどはあろうかという大きさ。

そして、ミーハー心の私もご多分に漏れず、

せっかく庭があるのだからと、

大きいプールを購入した。

これは前回5年前に購入して、3年間使用したものと同等のもの。

前も思っていましたが、やはり、でかい、、、。

イマドキは良い電動空気入れがあるから空気入れはそれほど手間では

ありませんが、なにせ大きいと重たいのだ。

 

居間で少しだけ空気を入れて、全体的に広げやすくする。

その後、庭の黒シートの上に行楽用のクッションシートを敷き、

その上にビニールプールを広げ、

空気を入れていく。

クッションシートは風で簡単に飛んでいくので、

初めだけはレンガで固定、その上にプールを置いたらもう飛ばないので、

レンガは撤去する。

そのままだとプールを傷つけて穴が開きそうなので、

すぐに撤去しておく。

 

そのあと、プールの底をぞうきんで汚れを取ったり、

または少量の水を入れて、その水を排水したりして、

表面の汚れを取る。

そして、いよいよ空気入れだ。

出来るだけコンセントに近いところに空気入れの穴が来るようにしておく。

あとは、スイッチを入れて、ういーーーんと、

うなるような音をがまんしつつ、

空気が入っていくのを確認する。

 

がんがん空気が入っていくのを見るのはおもしろく、

どうしてこんなに簡単に空気が入るのだろうか、

などと思いながら、入れすぎに注意しつつ、

空気を入れていく。

はち切れそうなほど入れると、パンクの恐れがあるので、

ほどよい感じに満タンにし、それを下段、中段、上段の順に入れていく。

 

空気が入ったら、クライマックス。

最後の、水入れを開始する。

これはホースが汚れていると、プール内に入ってしまうので、

きちんと拭いたり、水をかけたりして、汚れを落としておく。

そして、プールにホースを入れたままで、

だいたい1時間ほど様子をみる。

早く満タンにしたいあまりに、

水を勢いよく出しすぎると、

いつのまにかホースが外れて、

水だけが噴水のようにあふれていることがあり、

あちゃーっ!となってしまうので、

それは気を付けて。

かといって水流が弱すぎると、

1時間たっても膝丈くらいで、

とほほっ!な感じになるので、

それも気を付けて。

そこはもう経験で、自分の家の水道とホースの相性をみながら、

無理のない範囲でやっていくしかないのかな、

と思っている。

思いのほか早く水が一杯になった時は、

思わず、やったね!と思うので、

楽しみながらやったらいいかなという感じだ。

 

プールに水がたまったら、いよいよ入っていく。

二人娘たちは、水が溜まる前から、

水着を着て、いまか、いまか、と待ち構えていて、

「もういいよ!」というといの一番にプールに向かい、

じゃぶじゃぶやっていた。

昨日も今日も、午後からのプールだったので、

以前のような日よけのシートは付けず、

そのまま泳いでもらった。

 

新調120とか130センチの小学生たち。

全長2メートルほどのプールの中を、

楽しそうに泳いでいた。

帽子をつけて、ゴーグルをつけて、

水泳教室の水着を着て、

ぷかぷかと気持ちよさそうに、

水の中を漂っていた。

 

長女が小学1年生だったころ、

泳ぎが苦手だったので、

通い始めた水泳教室。

すでに小学6年生になったものの、

今でも変わらず通っています。

そして学校のプールの時間が、

ものすごく楽しみだと話してくれている。

だから、庭のビニールプールも、

とても楽しそうに泳いでいるのだ。

それは長女と一緒に通っている次女も同じ事。

こうして彼女たちの楽しみが増えたことが、

ママとして、私にとってはとてもうれしいことなのだ。

 

人にはいろいろな考え方があって、

それはそれでいいと思うのだ。

私の考えは、たとえ水泳1級になれなくても、

「小学校で6年間、水泳教室に通った」という、

なにかを長く続けたことが、

娘たちの自信になってくれたらいいなと思って、

クロール25メートルが完泳できた後もずっと、

通い続けているのだ。

不器用な二人のために。

苦手なことが多い二人のために。

出来ることはしてあげたいと思っているのだ。

 

どこかのイベントでもらった、

幼児用のビニールのおもちゃを浮かべながら、

ぷかりぷかりと、

きゃっきゃっと、

すーいすーいと、

楽しむ二人を見ていると、

こちらまで思わず、

ふふふ、

となっている。

これほどまでに喜んで、

長女は1時間半、

次女に至っては2時間ほども泳いでいるような始末。

そんなに好きなら、

また今度も、頑張ってプールを準備してあげなきゃね。

 

二人がプールを上がって、

シャワーで体をあたためたあとは、

私は私でひとり、

プールのお片付けだ。

 

プールの底の栓を抜いて排水し、

あまり水を庭木や朝顔にまいて、

しばらくして水がおおかた抜けたところで、

家庭用ブランコに寄りかからせて乾かして、

ついでに下に敷いていたクッションシートも塀にひっかけて乾かして。

両方がだいたい乾いたところでかるーくたたんで玄関先に

置いておく。

直置きすると汚れるので、

木の椅子や木のテーブルの上に置くようにしている。

 

やれやれ。

ビニールプールは入るのは楽しいけれど、

前準備や後片付けは、ひと仕事だな。

そんなことを言ったところで、

二人娘に伝わるはずもなく、

「はやくおやつ食べよーよー」

とぶーたれられて終わりだ。

とほほだな。

 

それでも。

節約の為だと、プールをやめていた2年間の空白を埋めたい

私にとっては、今回のプール開きは、

やはり何物にも代えがたい大切なものだった。

 

今しかない。

今しかできない。

そんな体験を。

一つでも多くしてあげたいと

本当に心から思っているのだ。

振り返った時、

ああすればよかった、

なんて思うことが、

一つでも少なくなるように。

明日からもせっせと

「小学生のお母さん」していこう。

がんばれ、私っ!