冬菜かしこの「自由に 気ままに エッセイ」の日々

二人娘と一緒に遊んで、学んで、楽しんでいるアラフィフ小学生ママの記録です。

【本】その他

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この本は気楽な気持ちで手に取ったのだが、

予想に反して、かなり読みごたえがあった。

まず、タイトルの「持ち家という病」なんて、

どうして「病気?」なんてつけるんだろう、

と思っていた。

ちょっとオーバーだけど、

タイトルっていうのは大体そんなものだから、そんなものかな。

と思っていた。

しかし、だ。

読めば読むほど、今までの自分の価値観が、

自分で決めたものではなく、

環境によって形成されたものかが分かり、

正直、少し怖くなった。

 

周りと同じことが良しとされる風潮の中、

多数の考え方や、これが当然という社会の雰囲気に飲み込まれ、

いつしか自分の意見よりも、

こうかんがえるべき、という思考回路が出来上がっていた気がする。

そして、それに気づかせてくれたのが、

この本だった。

 

どうして、欧米のように中古物件が良しとされないのか。

どうして、新築信仰が強いのか。

どうして、賃貸より持ち家がゴールだと思われるのか。

 

私たちの持ち家に対する考え方と、

社会の仕組みが、

実は密接にかかわっているということ。

読んでいて、目からうろこが、ボロボロ落ちた。

読んでみて、いろいろ考えさせられた。

 

 

 

 

こちらはマンガなのでわりとすぐ完読した。

この本は仕事の事について書いていたが、

これは勉強や友達とのつきあいでも、

参考になるなと思った。

 

自分の行う行動をしっかりと冷静に見定めて、

何を優先して行動するか、

どう考えて対処するか、

周囲にどう伝えていくか。

要するに、物事の勘所を抑えることはとても重要で、

ささいな、きにしなくていいことは、ひとまず隣に置いておいて、

重要なこと、重要になりそうなこと、

そこを抑えておくべきなのだと思った。

 

普段の生活では、しないといけないことが多い日もある。

周囲の人の手を借りられず、

自分で対応しなければならない日もある。

そんな切迫した状況で、

どう立ち振る舞うべきか。

その時どう考えて行動するのか。

その意識がとても大切なのだと気付かせてもらった。

 

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図書館に置いているのに、マンガだ。

しかも、表紙がこんな風に、やわらかい感じ。

内容も、新婚夫婦の思いがけない日常、

相手の行動に、あれ?あれ?となる日常、

思わず、うっそーんっとなる日常、

など。

 

本書を読んでいくと、

著者がご主人の事を書いているのだが、

本当にこんな人いるの?

と思わずつっこみたくなること多数。

でもそれを、あたたかく描いている作者のお人柄に、

ほっこりする。

人っていろんなタイプがあるのねえーと、

思わずにはいられない。

 

私は、結婚して12年も経っているが、

まだまだ、相手の、

うっそーんっ、

はあるもので、

きっと主人もあるのだろう。

それでも、なんだかんだで、まあまあ仲良くやっているなら、

他人がどうのこうのいう必要ないよねと、

思った一冊だった。

可愛いマンガでした。

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タイトルの「ヒュッゲ」とは、デンマーク語で「心地いい」みたいな意味らしい。

日本でいうと、

こたつであったまることや、

ストーブに鍋を温めたりすること、

などはヒュッゲらしい。

要は、効率だけじゃなく、

いかに居心地のいい空間で、

居心地のいい時間を過ごせるか、

ということらしい。

なるほど。

 

日本語の「まったり」もそれに近いような気がした。

こたつでまったり、大好き。

毎日あくせくと生活する中で、

ふと立ち止まって、心地いい事を優先する。

環境だったり、時間だったり、気持ちだったり。

 

つい忘れがちな自分の大切な気持ちに、

たまには目を向けるのも大切なのかもしれない。

誰のための人生か、

それを考えた時、

まずは自分だなと思う。

 

自分が機嫌よくいて、次に周りの大切なひとたち。

順番は間違えてはいけないような気がする。

たまには、まったりだなと思った。

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今回は、農業の本。

ちょっと良いなと思う文章があったのでご紹介。

 

それは、兼業農家をされている方の本。

「都市だと、階段は不便だと感じ、怒ってエレベーターを要求したがるが、

農村だと、田舎道にある階段は便利だと感じ、ありがたがる」

というもの。

 

思わず、大きくうなづいた。

「本当にそうだ!」

便利な生活をしていると、小さなつまづきを許せなくなり、

不便な生活をしていると、小さなことに感謝を覚える。

 

私も今の便利な生活にどっぷりはまっているので、

パソコンの速度が遅いのにイライラし、

バスの遅延にイライラし、

スーパーのレジで待たされるのにイライラしている。

 

昔は、そんな小さなことでイライラなどしていなかったように思うのだ。

不便なことがあっても、ささいなことなら流せていたように思うのだ。

 

実際、子供の頃、兼業農家の祖母の家に宿泊した時は、

テレビなど見ないで、そこらじゅうを駆け回って、

田んぼのアメンボを見たり、アリジゴクの巣を見たり、

なんでもないもので遊べていた。

 

アイスを買う時には、お店が遠いので、

しばらく歩かなくてはならず疲れたが、

それでも楽しくて仕方なかったのを覚えている。

不便さなど吹き飛ばす空気が、そこにはあったように思う。

 

改めて『便利か不便かは、考え方次第だな』と思った。

私もあまり便利なことに慣れすぎず、変な方向にいかないように、

気を付けなければと思った。

 

こうした気づきがあるので、

本を読むのは面白いな。

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今回は、ブログの本のお話。

 

図書館で借りたこのブログの本。

読んでいく中で

「なるほどなー」

と納得してしまうことがいくつかあった。

それは、こんな感じのこと。

 

「3か月間、毎日書こう」

「100記事、書こう」

「どんな読者に届けたいか考えよう」

「自分の体験や経験を書こう」

「自分のファンを作るような気持ちで書こう」

「楽しみながら書こう」

「自分の好きなことを書こう」

などなど。

 

本当にそうだなあと、思えることが多く載っていた。

読んでよかったと思った。

 

これからも長く続けていけるよう、

楽しみながら細く長く、

自分らしい文章を綴っていきたいと思う。

 

モチベーションって、大事だよね。

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この本はちょっと、私より年配の方向けだが、

それでも今から準備することは大切かも、と思った。

肩ひじ張らずに、自分の気持ちと体力に正直に、

そして興味のあることに前向きに、

好奇心とともに生きていく、

という姿勢が書かれていて、

楽しく読めた。

素の自分を知り、好きになる。

それが大切かなと思わせてくれた。

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最後はこの本。

毎度毎度、本の紹介記事を書いていて、

まだ「読書術」まで読むんかーい、

と我ながら思うのだが、

仕方ないじゃないですか。

好きなんですよ、本。

 

どの分野とか関係なく、

気が向いた、興味がわいた、

それだけのために、ひたすら字面を追っていく、

その作業がとても大好き。

仕方ないよね、生まれもったもんなんでしょうな。

 

ということで、ちょっとでも読書術をブラッシュアップするべく、

この本を読んでみた。

結局は、必要な個所を読むのだ、

人に話して記憶定着させるのだ、

せっかく読んだなら内容を覚えておくのだ、

とかそういう内容。

 

なるほど。

いつも私が思っていたことが書いてある。

なるほど。

私の考えていたことが、正しいのだと書いてある。

うれしい。

なんだか、読書術の答え合わせが出来たような本だった。

そして、これからも、もっと本を読んで、

効率よく、内容を吸収して、

自分の人生を充実させたいと思った。

 

「なぜ、本を読むのか?」

と疑問を持ったら、一度読んでみることをお勧めしたい。

 

今月は、たったの3冊でした。

なぜなら、他の本は流し読み程度で、

自分の「読んだー」という領域に入って来ない本だったから。

それは本のレベル云々ではなく、

今まで読んだ本で、重複していると感じて、

読まなかったまで。

同じジャンルを読んでいると、往々にして、そういうこと、

あるんよね。

それは自分がずいぶん、そのジャンルについて、

詳しくなってきたということ。

それって、悪くない感じだね。