冬菜かしこの「小学生、中学生と遊んでみたり、学んでみたり」の日々

二人娘と一緒に遊んで、学んで、楽しんでいるアラフィフ小学生ママの記録です。

色付きの押しピンに思う

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こんにちは、冬菜かしこです。

今日は、昨日の雪のちらついた寒さを引きずり、青空なのに寒い一日です。

 

今日は最近思っている、色付きの押しピンについてです。

 

我が家には主人からもらった、古い色付きの押しピンがあります。

赤、青、緑、黄、白、透明、などのカラフルな押しピンで、

透明なケースに20~30個入っています。

 

何か壁に貼るときには、たいていこの色付きの押しピンで

張り付けています。

重宝しているのですが、色がバラバラなので、

たまに「白で統一したい」と思う時があり、少々不満でした。

 

書店の文具コーナーの押しピンを見るにつけ、

「銅色だけのおしゃれな押しピン」

「白色だけの押しピン」

「かわいい形の押しピン」

などいろいろあり、

おしゃれな押しピンを買いたい気持ちがむくむくと湧いてきます。

 

どれもリビングを統一感のあるものにしてくれそうで、

今すぐにでも買いたくなってしまいます。

 

そんなある日、二人娘が白い壁に折り紙を張り付けていました。

いつもの色付きの押しピンを使ってです。

 

何気なくそれを見た時、最初は気づかなかったのですが、ふと、

それが色をリンクさせていることに気づきました。

 

「黄色の折り紙には、黄色の押しピンを。

赤色の折り紙には、赤色の押しピンを。

緑や黄緑の折り紙には、緑の押しピンを」

 

その時思ったのです。

「ああ、色付きの押しピンがあったから、

こういうことが出来たんだな」と。

 

もしも私が白一色の押しピンにしていたら、

こんな風に色をリンクさせることはなかったでしょう。

 

娘たちは何も考えずに、

白い押しピンで折り紙を張り付けていたでしょう。

 

そこに色付きの押しピンがあったから、

子供たちは「小さな工夫」をしてくれたのです。

 

私の家は、私だけのものじゃない。

なんでもかんでも私好みにして、

「ママ好みのリビング」を押し通すことはない。

 

もしも娘たちが、

シンプルな部屋を好むのなら、

それを目指せばいいと思います。

 

もしも娘たちが、

自由気ままな部屋を好むのなら、

それを目指せばいいと思います。

 

大切なのは、小2と小4の娘達が、

どのような部屋で

どのような過ごし方をしたいか、

なのではないかと思います。

 

「子供がいなければ味わえない楽しさ」を、

「今しかない楽しさ」を、

私も楽しんでいきたいです。

 

 

昔、私が子供の頃、祖母の家の庭には、

いつもランダムに花木が植えられていて、

いつでも祖母は適当に花木を増やしていました。

そんな祖母のおおらかな庭が大好きで、

「ここは、どんなものでも、受け入れてくれる庭だ」

と思っていたものです。

 

 

ふと、そんな子供時代の事を思い出しました。

私も祖母の庭のように、おおらかな場所を、

子供たちに与えてあげたい、と思いました。

 

ぐちゃぐちゃにならない程度に。

きゅうくつにならない程度に。

 

まあまあの、居心地の良さを目指して。

 

明日も楽しい一日になりますように☆