冬菜かしこの「小学生、中学生と遊んでみたり、学んでみたり」の日々

二人娘と一緒に遊んで、学んで、楽しんでいるアラフィフ小学生ママの記録です。

コンビニおにぎりシート

こんにちは、冬菜かしこです。

今日は暖かい陽気の一日で、上着もいらないくらいです。

 

さて、おととい二人娘がそろって療育に行きました。

いつもは、土曜日は次女の療育が隔週であるのですが、

先週は空きがあるとのことで、「どうですか?」と言っていただいたので、

仲良く一緒に行くことになりました。

 

「冷めた白ご飯は嫌いー」とか、「家のおにぎりはいやだー」とか、

いろいろ苦情が来る我が家のお弁当事情のため、

最近はパン屋さんの調理パンとか、コンビニのおにぎりとか、

購入して渡していた我が家です。

いろいろ「食べてもらえるもの」を考えるのも面倒になり、

「間違いなく食べてもらえるもの」にしていたのです。

 

でも、ここのところ色々と物入りで、

予想外の出費も続いているため、先週が買うのをやめることにしました。

と言っても、冷めた白米も、自前のおにぎりも、手作りサンドイッチも、

「いやだ、いやだ」の大合唱の我が家なので、

どうしようかと頭を悩ませていました。

そこで考えたのが、じゃーん!この便利グッズです。

 

 

いつもいくスーパーに並んでいるのを見かけて、

「だめもとで、一度試してみよう」と思い立ちました。

だいたいにおいて、載り好きな二人娘なのです。

週末の手巻き寿司では、とことん、数をこなして食べまくる二人なのです。

それは、もう、4人で2合半のご飯がいつもからっぽになるほどに。

そこで、ものはためし、とばかりに、

挑戦することにしたのです。

 

一応、作る前に二人に「これ、どう?」と問うてみると、

「わあー、コンビニみたいー」との好感触。

コンビにそっくりのパッケージに、わりと反応が良かったです。

これは、なかなかに期待できそう、と私も一気にヤル気になりました。

 

おにぎりシートに手巻き寿司用ののりをはさみこみ、

シートの上半分に、少し小さめの塩昆布入りおにぎりをのせ、

三角形にぱたぱたと畳み込んで、付属の止め用シールをはり、

あっというまに完成しました。

作り方の紙を見ながらしましたが、

コンビニのようにきれいな三角形にはならず、

ずんぐりな形になりましたが、一応、それらしくは仕上がりました。

 

 

出来上がらも娘たちに見せ、テンションをあげてもらい、

いざ、弁当の手提げの中に入れました。

別途弁当用に作ったおかず、

ゆでウインナーと海老のから揚げ、

デザートにはカットパインを入れ、

今回は全て二人が好きな物三昧のお弁当が完成しました。

そして、二人は療育に出かけ、

私は「おにぎり食べてくれますように」と祈りながら、

二人を見送りました。

 

さて、夕方。

元気いっぱいに療育から帰宅した二人娘に、

「おにぎり食べられた?」と聞いてみました。

すると、「食べたよー」のお返事が返ってきました。

でも、そこで安心する母ではありません。

「食べたよー」は、必ずしも「完食したよー」とはならないのが常なのです。

いつもぬか喜びをするので、今回は慎重にお弁当箱を確認しました。

 

すると、なんというーことでしょうー!(リフォーム番組風に)

中身を入れ忘れたかの如く、

何も入っていないお弁当箱が現れたではありませんか。

デザートやおかずはもちろん、おにぎりもきれいに完食しているではありませんか。

 

「おにぎり、全部食べられたんだねー」と言うと、

「全部食べたよー」とのお返事。

感無量でした。

「お母さんの作った、家のおにぎりは嫌い」

という、気持ちのへこむ言葉を、何度耳にしたことでしょう。

「のりがべちゃべちゃ、なんだもん」とか、

「コンビニのと、なんか、違う」とか、

「冷めたらおいしくない」とか、

あんまり言われすぎて、すっかり自信を無くしていた私。

ようやく、「食べてもらえる喜び」を思い出しました。

 

「(心の声)うれしすぎるぜっ!」

完食の喜びを一人で嚙み締めました。

完食してもらえるって、幸せです。

 

うちの二人娘たちは、「好きな食べ物」だからと言って、

連続して作るとすーぐに飽きてしまい、

「もう、飽きた、食べない」となってしまいます。

だから今回の「お家でコンビニおにぎり」もいつまで持つかは分かりません。

ずっと食べてくれるかもしれないし、

あっと言う間に飽きて食べなくなるかもしれません。

だからのんきにしては、いられません。

今回のコンビニおにぎりシートにばかり頼っていたら、

痛い目に合うかもしれません。

毎回毎回こればかりでなく、

他のものも考えていかないだろうとは思います。

 

とはいえ、やはりうれしいことに変わりはありません。

しばらくは素直に喜んでおこうと思います。

偏食の娘たちの要望は難しいです。

それでも、だからこそ食べてくれた時の喜びも大きい。

そういうことにしておきましょう。

 

たかがお弁当。

されどお弁当。

これからもお弁当を完食してもらうためのママの挑戦は、

まだまだ続いていくのです。

 

明日も楽しい一日になりますように☆